安全対策は指針に適合し具体的危険性は認められない」として、商業原発で唯一差し止めを命じた2006年3月の金沢地裁判決を取り消し、住民側の逆転敗訴となりました。判決は　原発周辺を走る「邑知潟（おうちがた）断層帯」について、３４キロと１０キロの二つの断層に分かれるとする北陸電側の主張を認め、全４４キロが同時に動いて地震を起こす可能性があるという住民側主張は退けました。住民側は上告する方針です。