『食の安全・市民ホットラインの提案』
〜消費者庁「事故情報データバンク」を検証する〜

★ 日時 10月16日(土) 13時〜17時まで
★ 会場 大阪府社会福祉会館 5階 第5会議室(505号)
・地下鉄谷町線・長堀鶴見緑地線=谷町六丁目下車?番出口

2010年4月に消費者庁の「事故情報データバンク」が発足して半年になります。われわれ食の安全を憂慮する消費者が、大いに期待していたものでした。

しかし、食の分野で公表された情報は、原因がはっきりした事故例しか公表されていません。しかも、事故に至らない不具合

情報や、原因が明らかでないもの、グレーゾーンにあるものの情報は、公表されていません。

私たちは、こうした情報の非公開性、密室性を打ち破り、食の安全を守り、食品の品質や表示、広告の適正化を図るため、消費者の手で情報収集するシステムが必要だと考えました。提案する「食の安全・市民ホットライン」では、消費者の皆さんからインターネットを通じて情報を寄せていただき、その情報をデータベース化して消費者に公表するとともに、必要に応じて、事業者への要請、行政への法的措置要求などの行動をとります。またその経過はすべて公表し、緊急と判断した場合は、個別企業名、商品名の公表もします。 

今回のシンポジウムはお披露目の会で、「食の安全・市民ホットライン」を提案するとともに、スタートして半年になる消費庁の「事故情報データバンク」を検証します。

■基調講演と提案■
「事故情報データバンクを検証する(仮)」
弁護士 菅聡一郎氏
「市民の手による食の安全情報一元化の意義(仮)」
会共同代表:弁護士神山美智子氏
「食の安全市民ホットライン」の説明
美作大学大学院教授 山口英昌氏

■パネルディスカッション■
上記の講演者+生協、消費者団体(飯田秀男氏)、
食品企業、伝統食(大江卓司氏)
コーディネーター(京都:あざみ祥子氏)

■質疑応答(約1 時間)■
閉会
会終了後日「ホットライン提案・試行」記者会見を予定する。
〈参考〉食の安全ホットラインの試行ホームページ http://fsaftey-inf.org/