2013年1月26日
公害環境デー実行委員会
●第41回公害環境デーの基調
公害・環境をめぐる各分野の現状と取り組み、訴えを交流するとともに、焦眉の国民的課題となっている原発ゼロ・自然エネルギー推進にむけて確認すべき論点について大いに議論し、共通の認識にしながら運動に生かしていく公害環境デーにしたいと考えています。
●プログラム
○午前中(10:00〜12:00) 3つのワークショップ(自由参加の研究会)
○午後(13:30〜16:30) 全体会(敬称略)
1.第41回公害環境デー基調報告公害環境デー実行委員会・中村 毅 事務局長 P3
3.被害者救済運動の現状取り組みと訴え
?泉南アスベスト国賠訴訟の闘い弁護士 岡 千尋 P9
?寝屋川廃プラ病の根絶に向けて〜正念場の年に〜
廃プラ処理による公害から健康と環境を守る会・牧 隆三 会長 P12
?公害被害者切り捨てにつながる自動車重量税の廃止
大阪公害患者の会連合会・上田 敏幸 事務局長 P15
3.大阪の防災を考える〜大規模災害から住民の命と健康を守る〜
防災まちづくり研究会・荒田 功 自治労連書記長 P18
4.ソラダス2012の結果から見えたものソラダス実行委員会・西川 栄一 実行委員長 P22
5.3つのワークショップの概要報告
?原発の問題点とゼロに向けて喜多 善史(測定研)
?自然エネルギーをどうすすめるか上田 敏幸(公害患者会)
?求められる省エネ・低エネルギー社会高本 東行(大阪道公連)
<休憩>
6.質疑討論
7.集会のまとめと閉会のあいさつ公害環境デー実行委員会・金谷 邦夫委員長
<文書報告>
?近年の「以上気象」を考える日本科学者会議・岩本智之 P25
?切り捨てられる大阪府の環境行政〜公衆衛生研究所も独法化〜
大阪府関係職員労働組合 健康福祉支部公衛研分会 P28
?市バス・赤バス廃止、地下鉄民営化〜大阪市営交通の問題点と課題〜
大阪市対策連絡会議・後みつる 事務局長 P31
?市民発で自転車環境を変える試み〜御堂筋サイクルピクニックの開催〜
あおぞら財団研究員・相澤翔平 P33
?里山の自然環境を保全し生物の多様性を守る取り組み〜信太山丘陵の保全と活用計画
信太山に里山自然公園を求める連絡会・花田 茂義 P35
◎ワークショップの1 「原発の問題点とゼロに向けて」
コーディネーター=岩本 智之(日本科学者会議) 全体会への報告者=喜多 善史(測定研)
○すすめ方
*討議し深める課題を整理してコーディネーターより整理して提起。
*それにそって何人かの話題提供。課題に沿って順次質疑や意見表明をして深める
○報告と討論テーマ
?原発「廃炉」への道コーディネーター P38
?関西電力の電気料金値上げ問題電力労働運動近畿センター・速水 二郎 パンフ参照
?原発で技術者として働いていた方の実態報告神渡 和廣(東大阪市)当日配布
?原子核分裂技術そのもののからの撤退をめざして明仁 憲一 P43
◎ワークショップの2 「自然エネルギーをどうすすめるか」
コーディネーター=金谷 邦夫(大阪民医連)、全体会への報告者=上田 敏幸(公害患者会)
○すすめ方
*コーディネーターより総括的なプレゼンテーション
*幾つかの具体例を報告してもらい、テーマにそって討論
○事例報告
?市民運動で自然エネルギーの取り組みをどう進めるかコーディネーター P45
?ぽっぽおひさま発電所のとりくみぽっぽ第2保育園・宮村 恵 事務長 P51
?太陽光発電を設置した経験からの報告安田 壽夫(宝塚市) P53
?市民共同発電所のとりくみ自然エネルギー市民の会運営委員・中村 庄和 P56
?豊中市上下水道局・寺内配水池の小水力発電事業を視る
原発ゼロ箕面世話人・飯田實 P59
?河南町における小水力発電の可能性科学者会議大阪支部・山本謙治 P61
◎ワークショップの3 「求められる省エネ・低エネルギー社会」
コーディネーター=藤永 延代(おおさか市民ネットワーク) 全体会への報告者=高本 東行(道公連)
○すすめ方
*2人の専門家によるミニ講演。
*そのあと質疑・討論で深め、実践的なものをつかんでもらう
○ミニ学習・討論テーマ
?省エネ・低エネルギー社会グリーン京都・長谷川羽衣子
?省エネの住宅エコまちネットよどがわ・山本容子
?討論
*身近に取り組む省エネ
*大量生産・大量消費・大量廃棄の社会でいいのか
*温暖化防止と町の緑化・低エネルギー社会
*低エネルギー社会をどう実現していくか
*“オール電化”の問題点 などなど