原発問題住民運動大阪連絡会 - #147 フランスで製造中の関電のプルサーマル用MOX燃料で不良品
関西電力は8月19日、高浜原発3、4号機(福井県高浜町)で実施するプルサーマルに使うために仏・メロックス社の工場で製造中のウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料に不良品が見つかった、と発表しました。
当初プルサーマルで16体を使う予定だったMOX燃料は12体に変更しますが、「計画(10年度開始)に変更はない」としています。
不良燃料は6月に関電とメ社、製造元請け原子燃料工業(東京都港区)が実施した性質検査で見つかりました。メ社は「国の基準は満たしている」としましたが、関電は「安全確保を厳正にしたい」として不良品を使わないことを決めました。使用する12体の品質は確認されており今月末に製造が終わる見込みです。
げんぱつ (大阪・原発住民運動情報付録)
【 2009年8月25日 No.147 】
原発問題救民運動大阪連絡会