原発問題住民運動大阪連絡会 - #147 「もんじゅ」への保安院の特別保安調査の結果を受け運転再開への体制作り
福井県原子力安全専門委員会が8月20日、県庁で開かれ、経済産業省原子力安全・保安院が高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)で行った特別な保安検査で、日本原子力研究開発機構に自律的な品質保証体制ができつつあるとした同院の評価は妥当との認識を示しました。
そして、21年度中を目指すもんじゅの運転再開までに行うハードやソフトの点検、設備の耐震安全性については、国の審議会の状況や事業者の取り組みに注視し、委員会で審議する事を決めました。
また委員会では、原子力機構が耐震安全性評価に当たり、もんじゅ周辺の断層モデルやもんじゅでの実測データを使った地震の揺れの減衰率の考え方を説明しましたが、異論はあがりませんでした。
げんぱつ (大阪・原発住民運動情報付録)
【 2009年8月25日 No.147 】
原発問題救民運動大阪連絡会