環境情報(毎月)
新型コロナ感染症は、2度目の緊急事態宣言で、若干減少に向かうかのようですが、吉村知事は不十分な減り方の中で独自の甘い基準で、早く規制を緩めようとしています。しかしそのように急げば、せっかく減りかけた新規感染者数がまた増え始める可能性が極めて大きくなるでしょう。早く正常な社会生活ができるようにするのは、今もう少し我慢する必要があります。
様々な会合や運動が制限されていますが、今しっかり知識と力を蓄えて、再開に向けて準備していきましょう。
金谷邦夫
明けましておめでとうございます。と言っても、お祝い気分にはなかなかなれず、静かに過ごした正月でした。
経済優先の感染症対策の数多くの過ちで、今までにない速さで新型コロナウイルス感染がひろがっています。ヨーロッパや南米並みに広がる状態にならないかと危惧しています。
年末年始にもかかわらず様々なニュースが報道されました。ここでも、今までの政策展開が続くような感じがして、あまり良い感じにはなれない印象のみが残りました。
金谷邦夫
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いよいよ大阪府下とりわけ大阪市内の新型コロナウイルス感染は広がり、いろいろの催しも控えざるを得ない状況が生まれています。
私が仕事をしている診療所でも、元感染者で体調不調、在宅勤務で仕事をしていたが…受診・検査で感染判明(診療所第1号)と身近に迫ってきています。大半は感染リスクの少ない高齢家族だけの方なので、マスク2枚で診察というスタイルに変えて診療。発熱・感冒患者にはシールドや手袋、ガウン等々装着でと対応を変えています。
しかし、3,4月ころの緊張感が大阪で薄れているのではないかな…?という感じもしないではありません。感染したときの自らの重症化リスクの高さを考えながら、身を守りつつ、仕事を続けるというのは、それなりに疲れます。しかしまだ感染者を「線で追い検査をする」体制から「周囲を面で検査をして無症状者を探し出す検査」への転換が専門家からも提案されないので、感染の広がりを抑えこむことはなかなかできないかもしれません。
さて国会では「答弁を差し控えます」の時だけきっぱりという姿には、国会も討論の場ではなくなったなという印象がますます強まっています。政治の劣化がどんどん進んでいく事態です。
久しぶりに、原発差し止めの判断が、地元大阪地裁で起きたことは驚き。地震の影響について最大リスクを考えない判断について、既に福井地裁で判断を示されていましたが、設置認定の不合理を問うた点でまた一歩進んだ判断になりました。高裁ではまた…とは思いますが。こうした積み上げが、裁判の中での「世論」形成に役立つだろうと考えます。(金谷邦夫)
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社会全体では、多くの重要な情報があり。(1)米大統領選(パリ協定関係など)、(2)学術会議推薦拒否問題、(3)大阪都構想住民投票結果、(4)コロナ感染拡大状況。
環境問題では、ネオニコチノイド問題、サンゴ礁減、米国五大湖PCB等汚染、日本のアスベスト被害死の推定数膨大、米軍の騒音公害多発、航空機のエコ燃料切り替え、菅総理の温室効果ガス50年ゼロ宣言、球磨川の治水口実のダム許容問題、エネ基本計画見直し、女川原発再稼働、関電原発の全停止状況、放射能汚染水の海洋放出問題、原発放射性廃棄物処理地問題などなど。詳細は本文を参照願います。