2011-10-20 (35-1)事務局ニュース
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大阪公害患者の会連合会 - 2011-10-20 (35-1)事務局ニュース

2011-10-20 (35-1)事務局ニュース

カテゴリ : 
患者会ニュース
 2011/10/31 17:05

<第35回>大阪連合会大会開催
「ぜん息署名」に合わせて 知事・市長選の勝利を!!

大阪公害患者の会連合会は9月30日、福島区民ホールで第35回大会を開き60人が参加しました。冒頭あいさつに立った森脇君雄会長は、公害健康被害補償法をめぐる動きにふれ、「経産省が自動車重量税廃止を持ち出している。大震災の復興財源捻出ともからんで、今後の動きを監視する必要がある」と警戒を呼びかけました。
来賓には、大阪市長選挙に出馬表明したわたし考一さんと泉南アスベスト訴訟の原告2人と弁護団が出席しました。わたしさんは、「原発事故は重大な公害問題。いつかなくそうではなく 期限を切ってなくすことが大事だ。原発推進の関電にはっきりものをいう、財界と腐れ縁のない市長が必要だ」とのべました。
泉南アスベスト訴訟の原告は「被害者の命よりも産業発展を優先した判決は許せない。くじけることなく最後まで頑張る」と裁判闘争への支援を訴えました。

また、12月9日に大阪公演を予定している劇団わらび座が、「秋田音頭」を披露しました。

大会では、今年5月に環境省が発表した疫学調査「そらプロジェクト」の結果について学びました。「クルマが犯人」自動車の排気ガスがぜん息などの病気を引き起こすことを明らかにした「そらプロジェクト」調査結果に確信を持って、新しい救済制度づくりに取り組む決意を固めました。さらに、一年間の活動報告、方針案、決算および予算案、役員の選任をいずれも全員一致で採択しました。

今年の活動では、高齢化に直面している患者会活動のさまざまな困難に立ち向かうために、患者に関する情報を連合会に集約・管理する「患者登録運動」を提案、その実施を重点課題として取り組むことを決めました。

また、わたし考一さん(大阪市長選挙)と梅田章二さん(大阪府知事選挙)の推薦を決議。新たな救済制度を求める請願署名」を広げる活動としっかり結合して取り組むことを誓い合いました。 

 

原発ゼロの会発足 原発やめて自然エネルギーでいこう!

10月15日エル大阪で「原発ゼロの会・大阪」発足のつどいが行われました。

会場は300人をこえる参加者でぎっしりと埋め尽くされていました。若い人達の参加も多く活気ある集会でした。集会は原発ゼロ、自然エネルギー推進の一地点で草の根からの新しい府民運動を巻き起こそうと開かれました。

呼びかけ人には、大谷昭宏さん(ジャーナリスト)藤本義一さん(作家)宮本憲一さん(大阪市立大学名誉教授)など著名な方12名と大阪労連など8団体のよびかけで行われました。全国から次々と賛同のメッセージが寄せられる中、山本雅彦さん(原発問題住民運動全国連絡会センター代表委員)が「福島原発事故と福井原発〜今私たちに問いかけられているもの」と題して記念講演を行いました。
参加者はそれぞれ「原発は廃棄物処理ができない」「世界の大勢は自然エネルギーの方向に動いている」「原発をできるだけ早い時期になくし新しい安全で安心できる自然エネルギーに変えましょうと、訴えました。最後に「府民一人ひとりが原発問題に正面から立ち向かい草の根から声を上げていこう」とのアピールを採択して終わりました。

 

元気で・安心して暮らせる大阪を 梅田さん・わたしさんで実現を!

11月27日投票で大阪市長選挙が行われます。知事選との同時選挙が濃厚と言われています。私たち患者会は9月30日の第35回大阪連合会大会で梅田さん、わたしさんを推薦し勝利のために頑張ることを決めました。梅田さん、わたしさんは患者会が参加する明るい民主大阪府政をつくる会・大阪市をよくする会の候補者です。

10月4日、二つの会の共催で「府民大集合」の集会がナンバ府立体育会館で開かれました。会場は6500人の参加でぎっしりと埋まり頑張ろうという熱気あふれる集会となりました。

清水ただし元市会議員が「どんな大阪をつくりたいですか、2文字で表してください」と問いかけると梅田さんは「非正規雇用が全国平均38%にたいし、大阪は45%で将来にみとうしのない働き方を変えたい」と安心の2文字を!わたしさんは「高すぎて払えない国保料を年間1人1万円を引き下げ、誰もが安心して受けられる医療を目指します!」と答えました。または「府民や中小企業の立場に立って安心・安全・のやさしい大阪府政にしたい」、自分の気に入らない職員や教員をいつでも首にできる教育基本条例や職員基本条例に反対するとのべました。

大阪都構想は市民の税金を30%も吸い上げる仕組みになっており、二重行政や無駄な部分をまず直すべきで、大阪都にするには時間をかけた府民的討論が必要です。

東日本大震災を受けて両氏は、一度事故を起こせば手の付けようがない危険な原発をやめて自然エネルギーに変えていくと抱負を語りました。

震度3で橋本知事も揺れました

先の地震の影響は大阪で震度3でしたが南港のWTC(わしゃたおれてもしらん)では36か所の損傷、エレベーター4基が止まるというありさま。補修代に136億円もかかる。もともと立ててはいけない場所に最も高い建物を1193億円もの税金を使い建てた大阪市。そこに橋下知事が府庁移転を決めた。府庁移転には反対したけれどWTCを買うことに賛成した自民・民主・公明の責任も大きい。結局府庁移転はしないことに!

大阪の大災害に対する防備は無防備であり「自分の命は自分で守れ」ということ。命を守る大阪をつくろうと決意表明しました。

全会員の皆さん 募金のお願い

市長選・知事選勝利のためにお一人1000円以上の募金にご協力ください。よろしくお願いします。

*各会で梅田さん・わたしさんの推薦決議をしましょう。
*支持拡大・募金のお願いをしましょう。
*演説会・小集会・宣伝行動にも参加しましょう。

 

アスベスト「怒りのリレートーク」集会

大阪泉南アスベスト国賠訴訟に対し8月25日大阪高裁は一審判決を覆し原告の請求を棄却しました。誰もが勝つと信じていた判決でしたが、裁判所は人の命よりも産業や経済の発展を優先したのです。
*命と健康が一番大切という視点がない。*最高裁の上告審には700人をこえる弁護士が名前を連ねてくれている。*公害対策基本法で決められている「経済の発展と生活重視」の観点は失われてきている。嘘と間違いの判決―憲法に照らしても100%間違っている。患者会からは上田事務局長が「命を削って戦ってきた被害者が負けてたまるか、何としても勝利を」と発言しました。

会場いっぱいに広がった怒りの中から、怒りを行動に、力に変えて、2陣地裁の勝利を!最高裁での逆転勝訴を誓い合いました。当日の参加者は112人(患者会 18人)でした。

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