2013-10-20 (37-1)事務局ニュース
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大阪公害患者の会連合会 - 2013-10-20 (37-1)事務局ニュース

2013-10-20 (37-1)事務局ニュース

カテゴリ : 
患者会ニュース
 2013/10/19 17:43

大阪連合会第37回大会 自動車重量税廃止反対の大運動を!

  大阪連合会は9月26日、此花会館梅花殿で第37回大会を開催しました。大会は、消費税増税と引き換えに自動車重量税の廃止を強く求めている自動車工業会との対決に全力を挙げるとともに、与党の税制調査会への要請活動、3万筆を超える請願署名を集めるなど当面する行動への決意を固めあいました。

 大会には府内各地の患者会から代議員55人が参加。開会のあいさつで森脇会長は「補償法ができて40年、なくそうとする動きがある。自動車工業会を中心とする自動車重量税の廃止をめざす勢力は、12月の税制改正大綱を決める論議に持ち込もうとしている。補償法を何としても守り抜くための真剣な討議と患者会を増やす活動を」呼びかけました。

 各会からは、毎月会議を開いて会員の絆を深める活動をし、仲間を増やしてきた。(東大阪)・いつでもどこでも署名用紙!を合言葉に、5枚10枚と預けて、これまでに815筆を集めた。(福島)・堺市長選挙の応援と自動車重量税廃止反対の署名で会員訪問をした。みんな快く引き受けてくれたので元気をもらった。(堺)・診療所の協力を頂いて机を出して署名をよびかけたら2日間で57筆集まった。(都島)など、自ら足を出すことで活動と共感が広がり、元気になっている様子が紹介されました。

 大会は、決算、予算、特別決議、新役員を全員一致で採決しました。なお、大会には、泉南アスベストの原告・弁護団が出席し、あいさつしました。

 

道路公害反対運動で交流
道路公害のないまちづくりをめざして

 高速道路による騒音や大気汚染、建設計画による不安を抱える住民が活動を交流し学び合う道路公害反対運動大阪集会が10月5日、大阪民医連会議室で開かれ39人が参加しました。

 会議では、はじめに阪神高速道路淀川左岸線第1期工事で環境の悪化を防ぎ、緑豊かなまちづくりにつなげようと住民とともに運動。道路に「ふた掛け」をさせて大気汚染を防止する装置をつけさせた此花区の活動を瀬戸一正氏が報告しました。

 「描いてみよう!クルマ・道路・大阪の街の将来を」をテーマにしたパネルディスカッションには、国土交通省労組の平田喜久男氏、患者会の上田敏幸氏、測定研の久志本俊弘氏が「道路」をめぐる行政、公害、健康などの視点から問題提起しました。

 各地の運動交流では、政権交代で復活した高速道路建設が各地に新たな運動を生み出しており、阪神高速大和川線、新名神、淀川左岸線延伸部などの住民運動に取り組む代表が報告しました。

 

憲法9条は世界の宝
関西2013年 9条・世界会議

 10月14日港区にある大阪市中央体育館で「9条・世界会議」が開催され5千人の参加で大きく盛り上がりました。

<外国からのゲストの発言から>

・アメリカのアン・ライトさん(元アメリカ陸軍大佐を13年、外交官を13年務めた女性)
反戦平和運動を続けてこられているライトさんは、「日本の多くの国民が反対している戦争に対して、大切な9条を守ってください」と訴えました。

・韓国のイ・キョウンジュさん
 憲法の前文と2章の戦争放棄が改正されると、アジアと世界の平和が遠ざかります。

・ベルリン在住の台湾の女性
9条は「戦争しない」とうたっている。重みのある 9条を台湾にぜひ伝えたい。

・カナダ在住の重松聡子さん
今日のような会議は、アメリカやカナダではあり得ないこと、安倍首総は積極的な平和と言いながらどんどん軍隊を外に出していく方向でいる。政府のウソを見破ってみんなに伝えたい。

日本の憲法がアジアで世界で大きな宝になっていること改めて実感した実り多い会議でした。

(大正 北村梅子)

 

松本さん偲ぶ会 あふれる感謝に新たな誓い

 10月5日、野里診療所(西淀川)にて「松本勝さん偲ぶ会」が開かれ110名が参加しました。

 松本さんは1953年に淀協加島病院へ就職、それ以来、働く人たち、貧しい人たちが安心して治療が受けられる医療や介護を目指して活躍されました。

 医療関係者をはじめ、労働組合、保育所関係者など多くの方が「松本さんの人となりについてスピーチ。

 淀協時代は、いつも資金繰りに大変苦労しながら今日の淀協をつくってこられたこと、常に民主的な医療機関を目指して、地域住民の医療・健康を守る運動から保育所づくり、平和運動まで大きな役割を果たされたこと、どんな苦境にも負けない信念の人で誰にも優しく、多くのことを教えてくださった人と感謝をのべるとともに意思を引き継いで頑張ると誓いあいました。

 

平成19年守口患者会結成!

 公害患者会では、守口患者会を結成され、等級外をなくす運動、守口市交渉など先頭に立って頑張られました。

 閉会の挨拶で森脇会長が「症状の重い公害患者だったが、穏やかな笑顔を絶やすことなく生涯活動家をとうした。晩年暇さえあればどこにも奥さんと一緒に出かけ、おかあちゃん大事にしいやと教えてくれた。松ちゃん長い間ありがとう」と締めくくりました。

 

各会だより
守口患者会が市と懇談
 

 守口公害患者と家族の会(中西 昭夫会長)と守口市の懇談会を10月7日午後、守口市保健センターで開催しました。当日、体調が悪く中西会長は出席できませんでしたが、患者会から8人が参加しました。市からは浜崎健康部長、中東公害医療課長らが出席。公害健康被害補償にかかわる問題、転地療養事業、施設入所した患者の公害医療の問題などの要望に基づき意見交換しました。

 患者会からは、高齢化する患者が安心して医療と生活を送れるよう、緊急通報装置の設置、病名や吸入剤、主治医名、連絡先などを書いた「救急救命カード」の配布などを市として普及するよう提案しました。市は「検討したい」と答えました。

大阪公害患者の会連合会 事務局ニュース 2013.10.20 (37-1)

 

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