#141 原発三事業者が柳ケ瀬断層を3キロ延長、耐震安全審査で修正 

原発問題住民運動大阪連絡会 - #141 原発三事業者が柳ケ瀬断層を3キロ延長、耐震安全審査で修正 

#141 原発三事業者が柳ケ瀬断層を3キロ延長、耐震安全審査で修正 

カテゴリ : 
げんぱつ
 2009/2/25 12:10

 原発14基が集中立地する若狭湾周辺の活断層を巡る耐震安全性審査で、日本原子力発電、関西電力、日本原子力研究開発機構の3事業者は2月13日、柳ケ瀬断層(福井県、28キロ)を3キロ北へ延長し、長さ31キロに修正し、同日開かれた国の専門部会で報告しました。

 柳ケ瀬断層は、04年1月に政府の地震調査研究推進本部(推本)が長さ約100キロと評価した「柳ケ瀬・関ケ原断層帯」(福井市〜岐阜県垂井町)の中央部。専門部会が昨年5月に行った現地調査で「調査データの精度を向上させることが望ましい」と指摘した断層です。3事業者が柳ケ瀬断層の北延長部でボーリングなどの追加調査を実施しました。

 その結果「変動地形である可能性を否定できない」と判断。「近畿の活断層」など過去の文献でも、北側約3キロについては活断層と認定していることも踏まえ、北へ3キロ延長することを確認しました。今後の耐震安全審査への影響が予想されます。

げんぱつ (大阪・原発住民運動情報付録)

【 2009年2月25日 No.141 】
原発問題救民運動大阪連絡会

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