信太山丘陵に里山自然公園を
公害・環境デー  >  第39回公害環境デー  >  信太山丘陵に里山自然公園を

信太山丘陵に里山自然公園を

信太の森FANクラブ代表 花田 茂義

1, 信太山丘陵とは

  和泉市の北部から堺市の北西部に位置し、海抜40m〜80mの大阪層群を含むなだらかな丘陵(台地)が約300haにわたって広がっている。その大部分を戦前は陸軍、戦後は陸上自衛隊が演習場として管理してきた。そのため、乱開発の一定の歯止めとなり、演習場内外の耕作地の存在も関わって大阪近郊にありながら生物多様性に富む貴重な自然環境を残してきた。また、古代より、弥生住居跡、国史跡和泉黄金塚古墳、須恵器窯跡群など古くから人々の暮らしの跡が残り、一帯は信太の森として和歌をはじめとする文学や伝説、芸能を通して人々に知られている。

 大阪のホットスポット

  信太山丘陵は、点在する小さな湿地と草原に特色があり、藤井伸二氏の報告(2010「関西自然保護機構機関誌59号」)では、環境庁RDB掲載種26種、近畿RDB掲載種49種、大阪府RDB掲載種58種を挙げ、大阪府における絶滅危惧植物のホットスポット(生物多様性が豊かだが絶滅の危機に瀕しているところ)の一つであることが確かめられたと述べている。また、レッドデーターブック近畿研究会編では大阪府の保護上重要な地域として9ケ所を挙げ、その一つが信太山丘陵となっている。さらに、「近畿圏の都市環境インフラのグランドデザイン」(国土交通省・平成18年)でも近畿圏における「保全等検討すべき地域」の26ケ所の一つに挙げている。

>>続きは以下のPDFファイルをダウンロードしてお読みください。

上記資料のPDF版はこちらをダウンロードしてください。
信太山丘陵に里山自然公園を
プリンタ用画面
前
大都市災害の危険と防災対策
カテゴリートップ
第39回公害環境デー
次
公害地域の今を伝えるスタディーツアー

行事案内
第45回公害環境デー
おすすめBOOK