参議院選挙に際して 健康と生活を脅かす環境破壊を食い止めるための電力・エネルギー政策に関する私たちの要求

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参議院選挙に際して 健康と生活を脅かす環境破壊を食い止めるための電力・エネルギー政策に関する私たちの要求

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お知らせ
 2016/7/3 22:36

2016年7月1日
大阪から公害をなくす会

■差し迫っている重大な環境汚染問題と現在の日本の電力・エネルギー政策

第1の問題は福島原発事故災害による放射能汚染です。事故が起こってから5年以上が過ぎましたが、事故現場では放射能汚染水が増え続け、メルトダウンした原発の事故の真相さえつかめない状態が続いています。福島県の資料によれば、5月27日現在いまだ9万0885人の県民が県内外に避難(県内49,333人、県外41,532人、不明20人。県外のうち大阪には315人、近畿地方全体では約1,674人)を強いられ、この他にも福島県以外の人の避難者も大勢おられます。放射能汚染から逃れるために苦しい避難生活を余儀なくされていますが、元の生活が何時取り戻せるのか、見通しが全く立たない状態が続いています。にもかかわらず政府や東電は理不尽にも避難指示区域を次々に解除し、来年3月以降に、賠償や生活補償などを打ち切ろうとしています。環境省は放射能汚染が最大の環境汚染と言いましたが、一度汚染が広がったらいかにやっかいか、対応不能の状態に陥ることがいよいよ明らかになってきており、原発事故は二度と再び起こしてはなりません。

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