トピックス - 福島原発の炉心損傷事故について声明―日本科学者会議
日本科学者会議エネルギー・原子力問題研究委員会は、3月16日、福島原発の炉心損傷事故について声明を発表しました。「声明」では、今回の「原発」事故が、典型的な「冷却材喪失事故」であり、1979年のスリーマイル島原発事故と似た経過をたどっていることを指摘するとともに、当面の問題として、(1)生データの速やかな公表と専門家による評価、(2)スリーマイル島原発事故の教訓を生かした処理などを求めるとともに、事故が収束した段階では「地震国日本での原子力利用について根源的な議論」の必要性を強調しています。