大飯原発の再稼動を許すな!4・28関電包囲行動に600人

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大飯原発の再稼動を許すな!4・28関電包囲行動に600人

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お知らせ
 2012/5/11 20:55

 “福島原発事故の原因究明もまだ、収束の目途もまったく立っていないのに、大飯原発の再稼動は絶対許せない”。4月28日昼、原発ゼロの会・大阪と大阪労連による関西電力包囲行動が取り組まれ、中之島・女神像前で集会を行った後、関西電力本社を取り巻くようにデモ行進を行い、「関西電力は大飯原発の再稼動をするな!」「野田政権は大飯原発の再稼動を認めるな!」の声をとどろかせました。この取り組み、全労連近畿ブロックも協賛団体となり、滋賀・京都・奈良など近畿各府県からも駆けつけ、600人が参加する行動となりました。

 主催者を代表してあいさつに立った大阪労連・川辺和宏議長は「福島原発事故に対する国や電力会社の責任は全く果たされていません。大飯原発の問題は、全国の原発再稼動の突破口にするのがねらい。だからこそ大阪と関西の力で、大飯原発の再稼動をさせず、日本から原発をなくす大きな運動をすすめよう」と強調しました。

 日本科学者会議の岩本智之氏は情勢報告を行い、ストレステストで“安全”が確認されたといっても、コンピューターのシミュレーションのみの検討であり、実物の検証もないなど、大飯原発再稼動容認の問題点を指摘し、また、滋賀からかけつけたばいばい原発・守ろうびわ湖住民運動連絡会事務局長の森しげきさんは「近畿1450万人のいのちの水源・びわ湖は何としても放射能に汚染させない、滋賀県民はこの決意でこれからも皆さんと連帯して頑張ります」と決意を語りました。

 集会には福井の原発問題住民運動連絡会からもメッセージが寄せられ、「おおい町内でも再稼動の是非をめぐり世論が変化してきている。テレビで町民が公然と『再稼動には反対』と語り、マスコミの世論調査でも再稼動に慎重な意見が5割近くに上っている。みなさん、今こそ大きな世論形成を」と訴えました。全労連常任幹事の盛本達也さんも駆けつけ、連帯のあいさつをしました。

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