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第41回公害環境デーは、“みんなで考えよう! 環境とエネルギー”“行動しよう! 原発ゼロめざして”をスローガンに1月26日(土)、大阪市中央区のエルおおさか南館ホールで開催されます(資料代500円)。今回は午前10時から12時までの2時間、?原発の問題点とゼロに向けて、?自然エネルギーをどうすすめるか、?求められる省エネ・低エネルギー社会の3つのワークショップが開催され、午後には1時半から4時半までの3時間、全体会として基調報告「公害・環境をめぐる情勢と課題」、3つのワークショップの概要報告、公害被害者の救済、防災まちづくり、府下一斉NO2測定の結果などが報告される予定です。公害環境デーを主催する実行委員会では、多くの方の参加を呼びかけています。
“原発なくせ”の声が大きく広がっている一方、財界やアメリカの圧力を受けて“巻き返し”の動きも強まっています。そなん圧力を跳ね返し、原発即時ゼロの実現を目指して11月11日には、東京で大規模な国会包囲行動が計画されるとともに、全国一斉の行動が呼びかけられています。大阪では午前中、原発ゼロの会・大阪が梅田と難波で宣伝・署名行動を行うとともに、午後には中之島公園の女神像前で「LOVE脱原発OSAKA1111」集会が開催され、集会後は南堀江公園までデモ行進を行うことにしています(原発ゼロの会・大阪も協力団体に)。また地域では、鶴見区、吹田市、豊中市、東大阪市・花園、藤井寺市、堺市などでも集会やデモ、学習会、宣伝・署名行動が計画されています。どんな形でも結構です。“なくそう原発”“すすめよう自然エネルギー”の思いを行動で表していきましょう。
今年5月に取り組んだ第7回ソラダス2012(府下一斉のNO2測定と健康アンケート)の調査結果がまとまり、11月17日(土)午後2時30分から大阪民医連で「報告会」が行われることになりました。天谷式カプセルを使ってNO2濃度を測るソラダスには、今回約4400人が参加し、メッシュ測定と自主測定合わせて約9500個のカプセルを付けてNO2濃度を測っており、文字通り府民の手による環境測定になっています。また、健康アンケートには4444人から回答が寄せられ、NO2濃度と健康との関係、幹線道路と健康との関係などを調べる貴重なデータとなっています。ソラダス実行委員会では、1人でも多くの参加を呼びかけています。
原発ゼロの会・大阪は、大阪府議会と各市町村議会に対して、「関西電力に対し大飯原発の再稼働の中止・撤回を働きかけること」を求める請願署名(団体署名)の取り組みを始めました。提出はそれぞれの9月議会の開会日に一斉に提出することを予定しています。また、10月7日(日)にはエルおおさかの大ホールで「発足一周年の集い」を開催します。午後1時半から始まる「集い」では、第1部で安斎育郎・立命館大学名誉教授が「原発ゼロへ〜生命とくらしを守るために」と題して講演します。第2部では各地域や団体での脱原発パフォーマンスや1分間スピーチが、また、第3部では "ご近所パレード" が予定されています。再稼働を中止・撤回するのか、それともなし崩し的に再稼働を続け、広げるのか重要な情勢のもとで開催される「一周年の集い」。原発ゼロの会・大阪では、「集い」を大きく成功させるため、"ご家族そろって、仲間を誘いあって、気軽にご参加ください" と呼びかけています。
>>関西電力に対し大飯原発の再稼働の中止・撤回を働きかけること」を求める請願署名
“震災・津波・防災問題”をテーマに9月8日(土)〜9日(日)開催される第17回環境学校の開催要項が確定しました。今回は、阪神淡路大震災に関連する神戸の「人と防災未来センター」、淡路島の「野島断層保存館」の2施設の見学とともに、中央防災会議専門委員会の委員を務める室益輝・神戸大学名誉教授に「最新の知見に基づく地震・津波と被害の予測」と題して講演していただきます。東海・東南海・南海の3連動巨大地震が言われている昨今であり、大変有意義な企画になると思います。大阪から公害をなくす会・環境学校運営委員会では、“ぜひ多くの皆さんがご参加を!”と呼びかけています。
大阪から公害をなくす会は、本年2月の公害環境デーのテーマ「みんなで考えよう、大阪の防災−地震と津波、大災害から生命・絆・都市を守る第一歩に」を引き継ぎ、「震災・津波・防災問題」をテーマに9月8日(土)〜9日(日)、第17回環境学校を開催します。東日本大震災を受けて東海・東南海・南海地震などの見直しがすすむ一方、首都圏では阪神・淡路大震災のような直下型地震が言われています。断層問題は“原発”でも頻繁に言われます。最新の知見にもとづく地震・津波・被害予測についての学習、阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」と北淡震災記念公園野島断層保存館の見学がメインとなっています。大阪から公害をなくす会では、“ぜひ多くの皆さんが積極的にご参加を!”と呼びかけています。
原発ゼロの会・大阪は、大飯原発再稼働方針の撤回を求めて、「“安全性”無視、“いのち”軽視の大飯原発の再稼働は許せません」とするチラシを作成し、広く活用を呼びかけています。同チラシでは、大飯原発の再稼働の問題点として、福島第一原発事故における地震の影響など原因が解明されていないこと、安全性の審査にしてもコンピューターによるシミュレーションや計画の提出でOKにしている問題を指摘し、野田首相・大阪府知事・大阪市長・関電社長に「大飯原発の再稼働をするな」「原発の稼働ゼロでこの夏を乗り切るために全力をあげよ」の声を集中することを呼びかけています。
大阪から公害をなくす会は6月14日夜、大阪市内で第33回総会を開催し、特別決議「『安全性』無視、電力会社・財界優先の大飯原発の再稼働を断固反対する」を採択し、野田首相、西川福井県知事をはじめ関係各方面に送付しました。特別決議では、野田首相の「再稼働をすべき」という判断について、「福島第一原発の事故の原因究明もまだ、原発事故被災者の生活の目途も全く立っていない中で、大飯原発の再稼動を“決断”するなどということは、常識的に考えても決して許されるものではありません」と厳しく批判し、いま電力問題について求められていることは、「『安全性』が確認されるまで原発は一切稼動させないことを決断し、消費電力がピークとなる真夏の数日間、それも午後の2〜3時間の時間帯を原発の稼動なしでどう乗り切るかについて行政、国民、企業、電力会社などが総力をあげて取り組むこと」と述べています。
大飯原発の再稼働をめぐっては、?“原発を稼働しなかったら夏に深刻な電力不足”という問題と?“原発立地自治体で原発なしの地域経済を確立するにはどうしたら良いのか”という二つのテーマが浮かび上がってきています。こうしたテーマについて学び、討論するため原発ゼロの会・大阪は、6月20日(水)午後6時30分から天満の国労会館3月ホールで「大飯原発問題を考える学習・討論会」を開催します。講師は自然エネルギー市民の会の藤永のぶよさんと、環境政策研究所・主任研究員の上岡直見さんです(当初予定していた遠州先生から変更)。原発ゼロの会・大阪では、1人でも多くの方にご参加いただき、疑問点を洗いざらい出しながら学習・討論したいとしています。
原発ゼロの会・大阪は、大飯原発の再稼働をめぐる情勢が重要な局面を迎えているのを受けて、福井県知事に対し、”福島第1原発事故の原因究明もまだなのに原発の再稼働は許されません” ”“福井県知事は、福井県民だけでなく近畿各府県民の生命とくらし、営業、産業を守る立場から大飯原発3号機、4号機の再稼働を容認しないで下さい”を趣旨とする緊急要請署名に取り組んでいます。5月26日、6月1日には代表を福井に派遣し、同署名を知事に渡すことにしています。原発ゼロの会・大阪では、出来るだけ多くの人に訴え、署名を集め、事務局に集中してほしいと要請しています。