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あおぞらプロジェクト大阪とぜん息被害者の救済を求める会は2月21日午後、大阪府知事に対し「大阪府全域で、全年齢を対象にぜん息被害者を救済する制度の創設を求める要請署名」22,675筆を提出しました。これで昨年9月の第1次分と合わせて39,080筆が提出されたことになります。
あおぞらプロジェクト大阪とぜん息被害者被害者の救済を求める会は2月21日、府政記者クラブで記者会見を行い、「公開質問状」への回答とそれに対するコメントを発表しました。「公開質問状」は昨年9月に大阪府議会と大阪市会の各会派に10月末日を期限に出されたもので、未認定・未救済のぜん息被害者に対する医療費助成制度の創設やNO2環境保全目標など大気環境の改善についての両会の要求に対する各会派の見解を問うたものです。
大阪市会と府議会に出す陳情書と各会派要請、大阪府に対する要望署名の提出、そして、「公開質問状」についての記者会見など、17日と21日に行う行動の全体が確定しました。各団体とも署名の結集が強く求められています。
『食の安全・市民ホットラインの提案』
〜消費者庁「事故情報データバンク」を検証する〜
★ 日時 10月16日(土) 13時〜17時まで
★ 会場 大阪府社会福祉会館 5階 第5会議室(505号)
・地下鉄谷町線・長堀鶴見緑地線=谷町六丁目下車?番出口
2010年4月に消費者庁の「事故情報データバンク」が発足して半年になります。われわれ食の安全を憂慮する消費者が、大いに期待していたものでした。
しかし、食の分野で公表された情報は、原因がはっきりした事故例しか公表されていません。しかも、事故に至らない不具合
情報や、原因が明らかでないもの、グレーゾーンにあるものの情報は、公表されていません。
私たちは、こうした情報の非公開性、密室性を打ち破り、食の安全を守り、食品の品質や表示、広告の適正化を図るため、消費者の手で情報収集するシステムが必要だと考えました。提案する「食の安全・市民ホットライン」では、消費者の皆さんからインターネットを通じて情報を寄せていただき、その情報をデータベース化して消費者に公表するとともに、必要に応じて、事業者への要請、行政への法的措置要求などの行動をとります。またその経過はすべて公表し、緊急と判断した場合は、個別企業名、商品名の公表もします。
今回のシンポジウムはお披露目の会で、「食の安全・市民ホットライン」を提案するとともに、スタートして半年になる消費庁の「事故情報データバンク」を検証します。
■基調講演と提案■
「事故情報データバンクを検証する(仮)」
弁護士 菅聡一郎氏
「市民の手による食の安全情報一元化の意義(仮)」
会共同代表:弁護士神山美智子氏
「食の安全市民ホットライン」の説明
美作大学大学院教授 山口英昌氏
■パネルディスカッション■
上記の講演者+生協、消費者団体(飯田秀男氏)、
食品企業、伝統食(大江卓司氏)
コーディネーター(京都:あざみ祥子氏)
■質疑応答(約1 時間)■
閉会
会終了後日「ホットライン提案・試行」記者会見を予定する。
〈参考〉食の安全ホットラインの試行ホームページ http://fsaftey-inf.org/
廃プラ裁判控訴審 いよいよ結審 あなたも傍聴を
7月23日(金)午前10時半、大阪地裁大法廷202号
健康ときれいな空気を取り戻す判断を
廃プラ処理による公害から健康と環境を守る住民運動を始めてマル6年。健康被害が発生している廃プラ施設の操業停止を求める裁判の第二ラウンド、大阪高裁での控訴審は審理を終結する結審を7月23日(金)に迎えます。
一昨年9月の1審判決に対し原告住民が控訴。以来、1年10ヶ月、私たちは、多くの専門家の支援のもと、新証拠を次々に提出。また、多くの住民が「健康被害の事実」を陳述書として提出しています。私たちは健康被害のない、きれいな空気を取り戻す「あたりまえの判決」をもとめています。
地球温暖化対策・CO2削減は人類共通の待ったなしの課題になっています。
今年は10月に名古屋市で生物の「多様性関する条約締約国会議」が開催され、11月にはメキシコでCOP16が開催されます。日本でも「地球温暖化対策基本法案」が提案されるなど、CO2 25%削減への議論が始まっています。
生物の多様性や地球温暖化問題を学ぶ絶好の機会です。ぜひご参加ください。
■日時 10月3日(日)13:00から
■場所 大阪民医連会議室
■講演
1.生物多様性条約とは――生物の多様性はなぜ大事か
講師 湯淺精二・元大阪大学
2.日本国内でCO2排出25%削減は可能か
講師 上園昌武・島根大学
【資料代 500円】
発行:あおぞらプロジェクト大阪
あおぞらウェーブ府民集会
260名の参加で成功
前日までの冷たい雨空とはうって変わって、青空の穏やかな天候の中での開催となった4月17日の「あおぞらウェーブ府民集会」。全体で参加確認を上回る260名が参加し、集会はもとよりデモ行進含めて大きく成功しました。集会の模様は当日夕方に毎日テレビで放映され、翌日の「しんぶん赤旗」に大きく報道されました。参加者を増やすために努力された幹事の皆さん、そして、当日の運営にご協力いただいた要員の皆さんに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
集会の成功は大きな喜びですが、あくまでも署名運動のスタート点です。秋、大阪府をはじめ各自治体で来年度予算案の検討が始まるころまでに10万筆の署名運動を確認し合いました。しかし、それは決して簡単に達成できる目標ではありません。全団体と地域、団体では構成員のところまで運動が広がって初めて達成できる目標です。集会で確認した「行動提起」をぜひ具体化して下さい。とりあえず、あおぞら財団の上田さんに撮っていただいた写真で集会の様子を特集します。
▲左:未認定患者さんも登壇してリレートークで訴え 右:広い会場も参加者でいっぱい。手前は東京の方
▲左:みんな元気にデモ行進とシュプレヒコール 右:デモ終了後の東京患者会との懇親会には37名